どの株に投資すればいいか迷っている。
僕自身今注目している銘柄として富士通に注目しています。

富士通はいま、かつての総合電機メーカーという殻を脱ぎ捨て、世界が注目するAI・半導体の最重要プレイヤーへと変貌を遂げているんです。
身内にも教えたい富士通を推す理由を解説します。
目次
- 1. 富士通ってどんな会社?「パソコンの会社」はもう卒業
- 2. 四季報から読み解く「AI×防衛」の二刀流
- 3. いま「ソブリンAI」が熱すぎる理由
- 4. 最強の武器「MONAKA」とエヌビディアとの関係
- 5. ラピダス支援の先に「10分の1」の衝撃
- 6. 業績と指標:利益率の劇的な改善が物語る「変身」
- まとめ:日本企業の復活を背負う「国策」のど真ん中へ
1. 富士通ってどんな会社?「パソコンの会社」はもう卒業
まず、富士通の今の姿を正しく知りましょう。
かつては携帯電話やパソコン、空調など、なんでも作る総合電機のイメージでしたよね。
でも、この数年で利益率の低い事業をどんどん整理し、企業のシステム開発を行うITサービスと最先端テクノロジーにグッと舵を切りました。
今の富士通は、日本最大級のIT企業であり、世界でも指折りのAIプラットフォーマーを目指す存在なんです。
2. 四季報から読み解く「AI×防衛」の二刀流
最新の四季報やニュースをチェックしていると、富士通が明らかに変わってきています。
- AI企業への脱皮 単なるシステム屋ではなく、AIを動かす脳みそ(半導体)から自社で開発するテック企業になっています。
- 防衛銘柄としての期待 実は今、富士通は防衛の文脈でも熱いんです。戦闘機のシステムや次世代半導体が国防に関わってくるため、安定した国策銘柄としての顔も持ち始めています。
3. いま「ソブリンAI」が熱すぎる理由
最近、ソブリン(主権)AIという言葉を耳にしませんか? 簡単に言うと、「自国のデータは、他国の技術に頼らず自国で管理・運用しよう」という動きです。
機密データがアメリカや中国のクラウドに流出するリスクを、世界中の政府や企業が恐れ始めています。
そこで、日本製の信頼できるAI技術への需要が爆発しているんです。特に欧州の国防企業などは、富士通の技術に熱視線を送っています。
将来的には、富士通製の半導体が世界の戦闘機に搭載される……なんて未来も、現実味を帯びてきています。
4. 最強の武器「MONAKA」とエヌビディアとの関係
富士通の真骨頂は、世界一に輝いたスパコン富岳のDNAを継ぐ次世代CPU、MONAKA(モナカ)です。
今のAI業界はエヌビディア(NVIDIA)一強ですが、課題は爆発的な電力消費です。富士通はこの分野でエヌビディアと提携しつつ、自社の省エネ技術を組み合わせています。 エヌビディアと敵対するのではなく、補完し合いながら世界標準を創っています。
5. ラピダス支援の先に「10分の1」の衝撃
そして、最近のビッグニュース。日の丸半導体ラピダス(Rapidus)への支援です。 富士通は、自社開発のAI特化型チップNPUの製造をラピダスに委託する方向で動いています。
これが実現すると何が凄いのか。
なんと、消費電力が従来のGPU(画像処理装置)に比べて10分の1に抑えられる可能性があるんです。 高性能だけど電気を食い過ぎないAI。
この組み合わせは、日本の半導体が再び世界を席巻するための、まさに切り札になるのではないかと期待せずにはいられませんと僕は思っています!
6. 業績と指標:利益率の劇的な改善が物語る「変身」
ここが投資家として最も注目すべきポイントです。
・利益率の向上と収益構造の進化
2025年3月期の当期利益は2198億円と、2000年比で約5倍に膨らんでいます。ここで重要なのは売上規模の拡大よりも、利益率の改善です。
かつてのようなハードウェアの薄利多売から、高付加価値なITサービスやソフトウェア、そして先端デバイスへと軸足を移したことで、営業利益率が劇的に向上しました。不採算事業を切り離したことで筋肉質な体質に変わり、1円売った時に残る利益が以前とは比べものにならないほど大きくなっているんです。
・指標(2026年4月中旬の水準)
PER(株価収益率):約13〜14倍。これほどの成長余力を持つテック企業としては、依然として割安な水準にあります。
PBR(株価純資産倍率):約2.8〜3.0倍。市場が富士通のブランド価値と将来性を再評価し始めている証拠です。
ROE(自己資本利益率):約25.8%(直近実績)。日本企業の平均を圧倒的に上回るこの数字は、投資した資本をいかに効率よく利益に変えているかを示しています。
株価の立ち位置 2025年は1年間で5割強上昇しましたが、足元は低調。しかし、これだけの業績の裏付けがあり、なおかつAIという巨大なテーマのど真ん中にいることを考えれば、今の下押しは将来の上昇に向けたエネルギー充填期間と捉えることもできます!
まとめ:日本企業の復活を背負う「国策」のど真ん中へ
いろいろお話ししてきましたが、今の富士通は単なるIT銘柄ではありません。 日本のAI・半導体産業の再興、そして経済安全保障という国策のど真ん中にいる会社です。
投資の世界では国策に売りなしという格言がありますが、今後ますます重要性が高まる主権AIというジャンルで、世界と戦える数少ない日本企業。
ポートフォリオにそっと忍ばせておくと、数年後にあの時持っておいて良かったと思える、そんな一株になるのではないかと思っています。


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