【完全版】現役証券マンが教える「失敗しない株の選び方」新NISA時代の投資基礎講座

NISA

「新NISAで口座は開いたけれど、結局どの株を買えばいいのかわからない」

「専門用語が多くて、自分で選ぶのはハードルが高い……」

そんな悩みを持つ方は多いはずです。
プロの証券マンである僕が、日々マーケットと向き合う中で大切にしている「銘柄選びのポイント」と「株式投資の基本ルール」を、徹底解説します。

目次

  1. 1. 株式銘柄選び:プロが絶対に外さない3つのポイント
  2. ① 業績が伸びている企業かどうか
  3. ② 優待利回りとお得感
  4. ③ 配当利回りと「増配」の傾向
  5. 2. 現役証券マンが「買い」を判断する3つの指標
  6. ① PER(株価収益率):株価の「割安度」を測る
  7. ② PBR(株価純資産倍率):会社の「解散価値」
  8. ③ ROE(自己資本利益率):経営の「効率性」
  9. 3. 知っておくべき「取引のルール」と「証券取引所」
  10. 4. 株式注文方法:初心者におすすめなのはどっち?

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1. 株式銘柄選び:プロが絶対に外さない3つのポイント

世の中には何千もの企業がありますが、僕がおすすめを聞かれた際に必ず確認するポイントは3つだけです。

① 業績が伸びている企業かどうか

株価の源泉は「企業の儲け(利益)」です。一時的な流行ではなく、継続して稼いでいるかを確認しましょう。

・チェック方法:3ヶ月に一度発表される「決算短信」や「会社四季報」を見ます。特に、売上高と営業利益が右肩上がりになっている企業は、投資の最有力候補になります。

② 優待利回りとお得感

優待は、私たちが投資の成果を肌で感じられる楽しい制度です。

・注意点:優待利回りが高いほどお得ですが、業績が悪いのに豪華な優待を出している企業は要注意。ある日突然「優待廃止」を発表し、株価が暴落するリスクがあるからです。あくまで「しっかり稼いでいること」が前提です。

③ 配当利回りと「増配」の傾向

株価に対してどれだけ配当が出るかを示す「配当利回り」も重要です。

・プロの視点:今の利回りだけでなく「増配(配当を増やしているか)」に注目します。長年配当を増やし続けている企業は、株主を大切にする姿勢が強く、長期保有に向いています。


2. 現役証券マンが「買い」を判断する3つの指標

僕たち証券マンも、勘で株を選んでいるわけではありません。以下の3つの指標を物差しにして、その株が「割安か、効率的か」を判断しています。

① PER(株価収益率):株価の「割安度」を測る

「その企業の利益に対して、株価が何倍まで買われているか」を示します。

PER = 株価 ÷ 1株当たり純利益

・目安:上場企業の平均は約15倍です。これより低いと「割安」、高いと「期待されている(あるいは割高)」と判断します。

② PBR(株価純資産倍率):会社の「解散価値」

「会社が今すぐ解散したとき、株主に残る財産に対して株価が何倍か」を示します。

PBR = 株価 ÷ 1株当たり純資産

・目安:1倍が基準です。1倍を下回っているということは、会社の資産価値よりも株価が安い状態。つまり、非常にお買い得な可能性があります。

③ ROE(自己資本利益率):経営の「効率性」

「株主から預かったお金を使って、どれだけ効率よく利益を出したか」を示します。

・目安:この数値が高いほど、経営上手な企業です。日本企業では8〜10%以上あれば優良とされます。


3. 知っておくべき「取引のルール」と「証券取引所」

株は24時間いつでも取引できるわけではありません。基本を改めておさらいしましょう。

株式の取引時間(平日のみ)

日本の株式市場には「前場(ぜんば)」と「後場(ごば)」があります。

・前場:午前9時 〜 11時30分

・後場:午後12時30分 〜 15時30分

合計で1日5時間半しか開いていません。また、土日祝日や年末年始(12/31〜1/3)はお休みです。

国内の4つの証券取引所

日本には主に4つの取引所がありますが、私たちが普段売買する株のほとんどは「東証」にあります。

  1. 東京証券取引所(東証):メイン
  2. 名古屋証券取引所(名証)
  3. 札幌証券取引所(札証)
  4. 福岡証券取引所(福証)

ネット証券の取り扱い

大手ネット証券によって、扱っている取引所が少し異なります。

・SBI証券、マネックス証券:東証・名証・札証・福証のすべてをカバー。

・楽天証券:主に東証・名証。

ネット注文自体は24時間受け付けている会社が多いので、夜のうちに注文を出しておくことも可能です。


4. 株式注文方法:初心者におすすめなのはどっち?

注文の出し方は、主に2つ覚えておけば完璧です。

① 成行(なりゆき)注文:スピード重視

価格を指定せず「いくらでもいいから今すぐ買いたい(売りたい)」という注文です。

・メリット:確実に、早く取引が成立する。

・デメリット:相場が激しく動いているとき、想定外に高い値段で買わされることがある。

② 指値(さしね)注文:価格重視

「〇〇円になったら買う」と価格を指定する注文です。

・メリット:自分の希望通りの価格で売買できる。

・デメリット:その価格まで下がらない(上がらない)と、いつまで経っても取引が成立しない。

初心者のあなたへのアドバイス

僕は「指値注文」を強くおすすめします。慣れないうちに成行で注文すると、思わぬ損失につながることがあるからです。まずは自分が納得できる価格で指値を置く練習から始めましょう。


まとめ:自分に合った「投資のパートナー」を探そう

株式投資は、単なる数字のやり取りではありません。「この企業を応援したい」「この優待が欲しい」という気持ちが、長期投資を続ける一番の原動力になります。

今回紹介したPERやPBRなどの指標は、あくまで「素晴らしい企業をより安く見つけるための道具」です。まずは身近な企業の業績をチェックすることから始めてみてください。

「結局、何から始めればいい?」と迷ったら、まずは自分が普段使っているサービスの会社の株価を検索してみる。そこからあなたの本当の投資が始まります。

僕も、皆さんが賢く、楽しく資産を増やしていけるよう応援しています!

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