新NISAがスタートして数年、「周りはみんなやっている気がするけれど、実際はどうなの?」と気になっている方は多いはずです。
今回は、現役証券マンである僕の視点から、NISAの普及状況と、今から始める方が持っておくべき投資戦略をデータに基づいて解説します。
目次
- 1. NISAとは?(おさらい)
- 2. NISAの普及率はどのくらい?
- 3. 毎月の積立額と人気ランキング
- 平均積立額
- NISA口座 買付ランキング(上位3選)
- 4. 今からでも始めるべきか?
- 5. 成長投資枠はどう使う?
- 6. NISAと家計の向き合い方
- 余裕資金での運用を徹底する
- お金は「使うこと」で初めて価値が出る
1. NISAとは?(おさらい)
NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益(値上がり益や配当金)に通常かかる約20%の税金が「ゼロ」になる非常にお得な制度です。
2024年の抜本的拡充により、非課税期間が「無期限」となり、より長期の資産形成に適した仕組みに進化しました。
口座開設数の驚異的な伸び率
金融庁の公表データ(2024年3月末時点など)に基づくと、旧制度末期から新制度開始にかけて以下のような変化が起きています。
- 2023年末: 約2,136万口座
- 2024年3月末: 約2,323万口座(わずか3ヶ月で約187万口座増)
- 累計口座数:2,826万口座(2025年12月末時点)
僕の実感ベースでも新NISAがスタートしてからより口座開設する人が増えた印象があります!!
2. NISAの普及率はどのくらい?
気になる「みんなの利用状況」を見てみましょう!
- 口座開設件数:2023年末時点で約2,136万口座でしたが、新NISA開始後の爆発的な増加により、現在はさらに積み上がっています。
- 人口比率での普及度:日本の成人人口(約1億人)で割ると、およそ4〜5人に1人がNISA口座を保有している計算になります。
- 投資の実態:口座を作った人のうち、実際に買い付けを行っている割合は約7割程度。つまり、日本全体で見れば「実際にNISAで運用しているのは国民の4〜5人に1人」というのが現状です。
意外と「まだ始めていない人」も多いため、今からでも決して遅れをとっているわけではないです!
証券マンの僕としては、皆さんが銀行口座を持つような感覚でNISA口座を開設して欲しいと思っています。
3. 毎月の積立額と人気ランキング
平均積立額
NISA(つみたて投資枠)での毎月の平均積立額は、約3万円〜5万円がボリュームゾーンです。無理のない範囲で月1万円からスタートする方も非常に多いです。
NISA口座 買付ランキング(上位3選)
証券マンが見る、現在の主要な人気銘柄はこちらです。
日本株 日本電信電話(NTT)三菱UFJフィナンシャルG JT
米国株エヌビディア(NVDA)アップル(AAPL)テスラ(TSLA)
投資信託 eMAXIS Slim 全世界株式 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 楽天・プラス・シリーズ
ETF NEXT FUNDS 日経225 バンガード S&P500(VOO) iシェアーズ コア 米国高配当株
毎月3万円を捻出して積み立てることはとてもすごいことだと思います!
意外と月に2〜3万円っって無駄遣いしちゃうって方も多いはず。それをいくらか運用に回せば5年後10年後には大きな違いになっているはずです!
4. 今からでも始めるべきか?
結論から言えば、まったく遅くないと思います。むしろNISAを使わないこと自体が「機会損失(損)」と言えます。
今の時代、銀行に預けておくだけでは、物価上昇(インフレ)によって現金の価値は目減りしてしまいます。資産を守り、育てるためには、NISAを使わない手はありません。
ネット証券であれば10分程度で手続きできます!思い立ったら即行動!
5. 成長投資枠はどう使う?
年間240万円、最大1,200万円まで使える「成長投資枠」。
もし資金に余裕があるなら、積極的に活用すべきです。
個別株で配当金を狙うのも良し、投資信託を厚めに買うのも良し。自分のリスク許容度に合わせて枠を埋めていくのが理想的です。
個人的には長期で保有するのを前提に銘柄を決めるのが得策!
6. NISAと家計の向き合い方
最後に、最も大切な「心構え」についてお話しします。
余裕資金での運用を徹底する
投資の鉄則は、あくまで「余裕資金」で行うことです。生活費を削ったり、過度な節約をしてまで投資に回すのは本末転倒です。
お金は「使うこと」で初めて価値が出る
投資投資と考えてしまうと、数字を増やすこと自体が目的になりがちです。しかし、お金は死んだら持っていけません。
人生を豊かにするのは「増やす力」よりも「使う力」です。
美味しいものを食べる、大切な人と旅行に行く。
そうした「今」を豊かにするためにお金を使いつつ、残りの余裕分で将来の自分を支える。
そんなバランスの取れた向き合い方が、結果として投資を長く続けるコツになります。


コメント