給料が変わらないなら「税金」を減らせ!会社員が今すぐiDeCoを始めるべき理由

NISA・iDeCo

「毎月がんばって働いているのに、手取りが全然増えない……」

「会社の給料を今すぐ上げるのは難しいけれど、自由に使えるお金を増やしたい!」

そう考えている会社員の方は多いのではないでしょうか。

実は、給料そのものを増やせなくても、国に引かれる税金を合法的に減らすことで、今すぐ手取りを増やす方法があります。

それが、国が用意した最強の節税・資産形成制度である「iDeCo(イデコ)」です。

今回は、「iDeCoについて詳しく知りたい」「NISAとどっちがいいか迷っている」という方に向けて、仕組みからメリット・デメリット、そして気になるNISAとの優先順位まで分かりやすく解説します!

そもそもiDeCoとは?

iDeCo(個人型確定拠出年金)を一言でいうと、「自分で税金をコントロールしながら、老後資金を賢く貯めることができるおトクな制度」です。

老後の資金を効率的に準備していきたいと考えている方には、間違いなく最初におすすめしたい選択肢になります。

iDeCoの基本ルール

  • 誰が使えるの?:国民年金の被保険者(国民年金や厚生年金を払っている方)であれば、基本的に誰でも加入が可能です。
  • いくらからできるの?:掛金(毎月積み立てる金額)は毎月5,000円から、1,000円単位で自由に設定できます。
  • 何に投資するの?:国が指定したラインナップの中から、自分の好きな金融商品を選んで積み立てることができます。

知っておくべきiDeCoのメリット・デメリット

iDeCoの制度にも、必ずメリットとデメリットがあります。

掛金が「全額所得控除」になる(最大の強み!)
iDeCoに回したお金は、全額が税金の計算から差し引かれます。つまり「iDeCoで積み立てた分、所得税と住民税が安くなる」ため、始めた瞬間から確実に税金が浮く仕組みです。

運用益がすべて「非課税」になる 
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、iDeCoなら1円も引かれずに丸々再投資されます。

受け取り時にも「控除」がある 
60歳以降にお金を受け取る際にも、「退職所得控除」や「公的年金等控除」という大きな税金優遇枠が使えます。

2つの注意すべきデメリット

原則「60歳」まで引き出しができない 
老後資金のための制度なので、途中で急にお金が必要になっても解約して引き出すことができません。

毎月手数料がかかる 
意外かもしれませんが口座を維持するために、毎月数百円の手数料が自動で差し引かれます。

iDeCoで運用する商品は何がいいの?

「口座を開いても、何を買えばいいか分からない」という場合、基本的には「投資信託」でOKです。世界の経済成長に乗る「インデックスファンド(投資信託)」を選んでおけば間違いないと思います。

その他の商品の特徴

定期預金や保険商品(元本確保型) 
「どうしても投資は不安」という方向けに、iDeCoではNISAにはない定期預金なども選べます。ただし、今の超低金利だと「毎月の口座手数料に負けて実質マイナス(元本割れ)」になるリスクが高いため、あまりおすすめはしません。

コモディティ(金など)やREIT(不動産投資信託) 
意外と知られていませんが、国内・海外のREITや、金などのコモディティを扱っている口座もあります。すでに投資をある程度やっていて、「資産を広く分散させたい」という方なら、分散投資の一環として少額をここに掛けておくのも手です。

会社員は毎月いくらまで掛けられる?

iDeCoで毎月積み立てられる上限額は、あなたが加入している「年金の資格(業種や会社に企業年金があるか)」によって異なります。

現状、企業年金のない一般的な会社員であれば、毎月「最大2万3,000円」まで拠出できるケースが多いです。

⚠️ 注意:掛金の金額変更は、1年に1度しかできません。「節税したいから」と無理な金額を設定せず、毎月の生活にしっかり余裕がある範囲内で設定してください!

途中で商品の入れ替えはできる?(配分変更とスイッチング)

iDeCoは、一度商品を決めたらほったらかしにするだけでなく、途中で中身を自由に入れ替えることができます。

配分変更(これからの購入先を変える)
 
今運用している商品はそのままにして、「来月からの積立分は、別の商品に変える」という方法です。

スイッチング(これまでの貯蓄を入れ替える)
 
「今までに積み立てて増えた分を一度売却して、別の商品に買い替える」ことです。一部だけを売却して入れ替えることも可能です。

「若い頃はリスクをとって投資信託で運用し、50代後半になったらスイッチングで手堅い商品に移す」といった戦略が立てられるのもiDeCoの一つの
魅力だと思います。

【最新情報】2027年1月からiDeCoの制度がさらに拡充!

金融リテラシーを高める上で絶対知っておきたいのが、2027年1月に予定されている大規模な制度改正です。私たちにとってのデメリットは一切ありません。

主な変更点は以下の2つです。

変更点①:掛金の上限が大幅にアップ!
これまで会社員(企業年金なし)の上限は月2万3,000円でしたが、法改正後は月額最大6万2,000円(他制度との合計上限)まで拠出できるようになります。より多くの金額を節税に回せるようになります。

変更点②:加入可能な年齢が「70歳未満」まで拡大!
これまでは原則65歳未満でしたが、70歳未満まで拡大されます。
これにより、60歳以上から70歳未満の方で、まだ国民年金(老齢基礎年金)を受給していない方も加入が可能になります。「まだまだ現役で働きながら、しっかり資産形成を続けたい」というシニア層にとっても大きな追い風となります。

読者の疑問:NISAとiDeCo、ぶっちゃけどっちを先に使うべき?

よくある「NISAとiDeCo、どっちがいいの?」という疑問。結論から言うと、以下の順番が王道です。

結論:まずは「NISA」から!
お金に余裕ができたら「iDeCo」を検討する。

最大の理由は、iDeCoのデメリットである「60歳まで引き出せない制約」です。

会社員の20代〜40代は、結婚、出産、マイホーム、転職など、人生のライフイベントでお金が急に必要になるタイミングがたくさんあります。そんな時、口座にお金があるのに1円も引き出せないのは大きなリスクになります。

まずは、いつでも解約・引き出しができる自由度の高いNISAを使って、生活防衛資金や直近で使うお金の基盤を作りましょう。その上で、「絶対に老後まで使わない」と割り切れる余剰資金が生まれたら、iDeCoを開設して節税メリットを活かすのが最適な資産形成だと考えます!

まとめ:iDeCoの要点おさらい

最後に、今回ご紹介したiDeCoの重要ポイントを簡単にまとめます。

  • 最大の魅力は「節税」:掛金が全額所得控除になり、毎年の所得税・住民税を確実に減らせる。
  • 商品は「投資信託」が王道:世界の経済成長に乗るインデックスファンドを選ぶのが賢い選択。
  • 2027年からさらに使いやすく:掛金の上限額がアップし、加入年齢も70歳未満(国民年金未受給の60代など)まで拡大される。
  • まずはNISAから:60歳まで引き出せないリスクがあるため、まずは自由度の高いNISAを優先し、余裕資金でiDeCoを活用するのがベスト。

制度を活用して賢い資産形成を目指していきましょう!

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